フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
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日本人の駐在員の方々に赴任者研修をしていく中である疑問にぶつかりました。それは日本企業が中国で業務を進めていく中で様々なギャップや壁にぶつかりますが、その過程において日本人だけが努力し改善しなければならないのか?という事でした。
日本人は同一文化、同一言語、同一環境の中で仕事を進めてきた経緯があるのでどうしても「言わなくてもわかるだろう」「理解してほしい」となります。研修ではコミュニケーションの特徴として「推測・期待・テレパシー」であると伝えています。
自分たちがどのようなコミュニケーションをしているかを理解する事によって気をつけなければならないところが明確になります。日本人駐在員の方々には自分たちの知っているナレッジやノウハウをまずは言語化し概念や背景を含め伝えなければならない。いい、悪いではなくなぜその考え方ややり方がいいのか?を含め伝える事によってスムーズに仕事が進みますと伝えています。
駐在員の方々と雑談をしていく中で中国人の社員の方々向けにも同じ事をすればいいのではないかと言う話になりました。それは日本の歴史や文化。日本企業の考え方や駐在員の行動を含め日本企業の特徴や背景を含む文化を伝える事によってより理解を深める事が出来るのではないかという事でした。
早速プログラムを作成し、研修の最後は「どうすれば日本人とうまくコミュニケーションができるのか?」を議論してもらいます。ただ研修を進めていく中で「気配り」をどう伝えようか悩みました。「気配り」は日本及び日本企業における行動という意味ではとても大事な要素だと思えたからです。
まずは「気配り」を言語化しようと思いました。翻訳ですが「どれだけ相手の立場に立って考えられるか」と考え様々なエピソードをふまえ説明をしていきました。もちろん中国人の方々が気配りがないというわけではありません。日本企業における「気配り」とは態度や姿勢などを含めたビジネスにおけるひとつの象徴であると考え細かく説明をしました。
そこでまた疑問が湧いてきます。中国人の友人にも相談し、意図を説明し翻訳に入るのですが「操心」となりました。研修は「操心」で通していますが「心意」という言葉をある場面で聞くことがありました。「心意」はちょっとした感謝の気持ちを表現するときに使う言葉ですが「操心」と「心意」は似ているようで少しニュアンスが違っていたりします。
長い前置きになりましたが日本語を話している中国人社員がいたとしても本当の意味での背景を理解しているとは限りません。また中国語の翻訳が必ずしも正確にその意図を表現しているとも限りません。
思考や行動を言語化し翻訳して伝えることが「気配り」ひとつとってもこれだけ難しく苦労するというのを自らの業務で実感しました。
皆様は思考や行動の背景や意図を正しく言語化し伝えているでしょうか?
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