フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
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先日ある総経理と商談終了後雑談する機会がありました。組織や人材の話しの後採用の話しになりました。総経理は「優秀な人材が採用できました」と話されたので私は気になりさらに聞き込んでいきました。すると「経歴や経験はもちろん悪くはないのだけど何よりもいいのは気配りが出来ることだ。何も言っていないのにお茶を出してくれるんです(笑)そんな人材は今までいなかった」と話されました。
「お茶を出してもらったことはない」「お茶なんか別に出さなくてもいい」「お茶を自ら出すのは素晴らしい」様々な意見があるかと思います。言っていないのに自らお茶を出したのであればとても気配りが出来ていると言う話しになると思います。推測・期待・テレパシーが日本人のコミュニケーションの特徴だとこれまでも書いてきましたが「気配り」も日本人が実は普段の行動や姿勢の中で言葉には出しませんが強く求めているものです。
中国人社員が全く気配りがないと言っているのではありません。日本人、中国人に関わらず気配りがない人ももちろんいます。
「気配り」とは何でしょうか?まさに「気を配る」あれこれ気を使うことや配慮したりすることだと思いますが定義となると難しくなります。まさに気配りは「言わなくても気づいて欲しい」そんな気持ちではないでしょうか?
ただこれが評価に影響するとなるとやっかいになります。評価の定義や基準。考え方に「気配り」が入っている企業は少ないと思います。評価の定義や基準には入ってはいませんが心の中で微妙に影響を与えているのかもしれません。
中国人の方々に研修を行うことがありますが日本人が求める姿勢や考え方として「気配り」を解説することがあります。いくつかの事例やエピソードを踏まえながら解説をするとおもしろい現象が起こります。それは「言わないとわからない」「遠慮しないで言ってくれればいいのに」「はっきりと言えばいいのに」と反応がかえってきます(笑)気配りは言わないからこそ気配りであると解説をしつつも理解することによってなるほどとなります。
日本人の中には気がきくのも能力の内だ!と話される方も少なくありません。気配りとは何でしょうか?気配りとは「心底相手の立場に立ちこうしてくれたらうれしい。こう動いてくれるとありがたい」ということではないでしょうか?評価はその期間における基準としている行動そのものを評価することです。本来気配りは評価に関係ありません。しかし少し気を使われるとその人の印象がよくなるのも否めません。
気配りほど言語化することが難しいことはありません。「気配り」を利用していかに相手の立場に立てるか?また相手がどうすれば喜んでくれるのか?を中国人社員と話してみてはいかがでしょうか?
言わないとわからない。伝えないと伝わらない。概念や背景を伝えることによって初めて理解できます。気配りができない。気の回らない奴。ではなく気配りとは?を話すことによってより相互理解が深まるのではないでしょうか?
皆様は「気配り」ができないと諦めてはいないでしょうか?
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