フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
https://hrp-kinei.com/hrp/about/
人事労務コンサルティングの現場では経営陣や従業員の方々を含めさまざまな方と話す機会があります。プロジェクトを推進していく中で現場の従業員の方々にインタビューを行う事も少なくありません。
経営陣の考えている事業戦略や方針を正しく理解しているか?また現地の従業員はどのような考えを持っているか?ヒアリングを行う事によって本音が見えてくる事も多くあります。今回のメールマガジンでは社員のインタビューを通じて垣間見える日本企業の課題についてご紹介させていただきます。
■現地化
日本企業の経営陣の方々と話すと「現地化をしなければならない」「中国の人たちに権限を委譲して行かなければならない」「中国の人達が自分たちの会社だと思ってもらえるようにしたい」と現地化の話しになります。
現地化は海外で事業を行う日本企業の大きな課題だと言えます。中国の事業環境の変化は凄まじくマーケットの状況や環境の変化によって求められる戦略も柔軟に変えて行かなければなりません。
中国人従業員を経営陣にする事が現地化でしょうか?また日本人駐在員を少なくする事が現地化でしょうか?まずは現地化をする必要があるのか?また現地化の定義は何なのか?を経営陣で議論し事業を推進して行かなければなりません。
■退職の動機は先が見えないから
中国人従業員の方々へのインタビューを行う中で「どうしてこの会社で働いているのですか?」と聞くと同時に「この先のキャリアプランはどう考えていますか?」と質問させていただきます。
「業界や会社の将来に希望を持っている」「この会社に世話になったから」「人間関係が良好だから」と業界や会社、人間関係や学んだスキルを含めプラスの答えが返ってくる事が多いのですがこの先のキャリアプランとなると考え込まれる方が少なくありません。
「今のままでは先が見えない」「経営陣が何を考えているのかわからない」「戦略を練り直さないと勝てない」と不安を感じながら答えられます。さらに深く聞いて行くとある共通項が見えてきます。それは「現地化と言っているが実際は権限がなく何も決めさせてくれない。賃金が上昇し職位もあがっているが実際の業務はそれほど変わってない」という言葉です。
もちろん全ての方がそうだとは言えませんが「このままでは先が見えない」と感じているのも確かです。退職や転職をと考えるのは人間関係や賃金、キャリアアップもありますが「このままでは先が見えない」と不安を感じきっかけになることが多いように思われます。
ある中国人部長の方の言葉がとても印象に残っています。それは「昇進や昇給はもちろん大事だが自分はそれにこだわらない。それよりも部長の仕事をさせてほしい。」
現地化は日本企業の大きな課題です。現地化する必要があるのか?現地化の定義は何なのか?再度経営陣で議論し中国における人事戦略を練り直す必要があるのではないでしょうか?
皆様の会社の従業員の方々は「このままでは先が見えない」と思っていないでしょうか?
PS
会社の「人」の問題をあきらめている方へ。
私、金鋭が10社限定で経営と人事の課題について無料で相談会を開催させていただきます。
御社独自の問題を在中25年の私が様々な事例と共に問題解決までのヒントを無料で差し上げます。
相談してみたい!!!
という方はこのメールにご返信くださいね。
一社一社丁寧な対応を心がけておりますので、返信が遅れてしまうかもしれませんが、ご連絡いただければ必ず回答しますので、しばらくお待ちくださいね。
wechat(微信)でも配信中!!(中国語版も)
↓↓↓
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
**********************************************************
当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
*********************************************************
ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
日本からは+86-21-6440-1765 /86-21-6432-5544
受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当:門脇 日本語、中国語両方OKです!!
生産、物流現場カイゼンNews Letterはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C0
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F0912B69
現場カイゼン塾沪江网校のURLはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131B59
**********************************************************
この定期カイゼン通信の配信停止をご希望の方は下記より手続きを受け付けております。メール配信解除は
こちら