フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
https://hrp-kinei.com/hrp/about/
これまで数多くの日本人駐在員の方々と交流し、個人的に親しくさせていただいた方も多数いらっしゃいます。駐在の期間は3年をめどに短い方も長い方もいらっしゃいます。
中国のみならず海外での駐在は大変です。中国は地理的にも近い隣国とは言え価値観やビジネスの進め方、文化的な背景も異なります。
事業の成功は「人」に起因する所が多くあるかと思いますが、マネジメントで苦労されている方も少なくありません。今回は愚痴と否定について駐在員の方々との交流を通じて感じた事を書きたいと思います。
■中国人社員は報連相が理解出来ない?
多くの駐在員の方々と会食を共にすることがあります。会食では中国ビジネスの厳しさや苦労、悩みなどを語り合う事が多くあります。その中でも中国人社員のマネジメントが難しいという話題がいつも中心になります。
Aさんの場合
「中国人社員はマネジメントが難しい。口を酸っぱくしていつも言っているけどなかなか伝わらない。報連相も何回も言っているけどなかなか理解してくれない。どうすれば伝わるのか?本当に難しい。理解力がないとは思っていない。言い方の問題なのか?どうすればいいのか?」
Bさんの場合
「中国人社員はマネジメントが難しい。口を酸っぱくしていつも言っているけどなかなか伝わらない。報連相も何回も言っているけど理解出来ない。どうすればいいのか?伝えても仕方がない。本当に難しい。理解力がないから言っても仕方がない。どうすればいいのか?」
■愚痴と否定の違い
AさんもBさんも日常のマネジメントに苦労されている様子です。日本企業では当たり前の「報連相」を中国人社員に伝えようと奮闘されているのですがなかなか伝わらない、理解しくれないと言う悩みを持たれています。中国での苦労やマネジメントの難しさをお二人とも吐露されていますが少しだけ違いがあります。
お二人の違いはどこにあるのでしょうか?
Aさんは「愚痴」でBさんは「否定」と言う違いです。
日本人にとって報連相は誰もが知っている当たり前のコミュニケーションです。何回も伝えている。なかなか理解してくれない。中国人社員が本質を含めて理解しているかどうかは状況にもよると思いますがここで大事なのはお二人のニュアンスの違いであり心の中でどう思っているかです。
愚痴は何とかしたい。どうすれば?と言う気持ちの表れですが否定はその瞬間にコミュニケーションレベルは落ち、決めつけで判断をしてしまう危険性があります。
報連相を例に例えましたが異国である中国においてのマネジメントはストレスが生じます。愚痴を言っている時は「何とかしたい」愚痴からの派生ではありますが否定している時は「諦めている」ニュアンスの違いはありますがそんな気持ちからではないでしょうか?
皆様は愚痴を言っていますか?それとも否定していますか?
PS
会社の「人」の問題をあきらめている方へ。
私、金鋭が10社限定で経営と人事の課題について無料で相談会を開催させていただきます。
御社独自の問題を在中25年の私が様々な事例と共に問題解決までのヒントを無料で差し上げます。
相談してみたい!!!
という方はこのメールにご返信くださいね。
一社一社丁寧な対応を心がけておりますので、返信が遅れてしまうかもしれませんが、ご連絡いただければ必ず回答しますので、しばらくお待ちくださいね。
wechat(微信)でも配信中!!(中国語版も)
↓↓↓
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
**********************************************************
当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
*********************************************************
ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
日本からは+86-21-6440-1765 /86-21-6432-5544
受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当:門脇 日本語、中国語両方OKです!!
生産、物流現場カイゼンNews Letterはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C0
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F0912B69
現場カイゼン塾沪江网校のURLはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131B59
**********************************************************
この定期カイゼン通信の配信停止をご希望の方は下記より手続きを受け付けております。メール配信解除は
こちら