おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
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いよいよ年の瀬ですね!
このメルマガの一番下に今年最後のちょっとした
プレゼントもご用意しております。
もちろん!
現金ではございません、工場向けのプレゼントにはなりますが…笑
というわけで、今年最後の水曜メルマガをお送り致します。
前回は"設備の8大ロス"に注目した内容でお届けしました。
8大、つまり8個のロスがあるわけですが、一体どんな内容があるねん、
ということをお伝えました。
今日はさらにもう少しだけ掘ってみていこうと思います。
「自分の工場の設備達を見える化してやろう!」
と思い立った時、最初に分かりにくくてつまづきやすいのは
「じゃあ具体的にはどうやって見える化したらいいのか?」
という部分だと思います。
もちろん、頭の中にイメージはあるんです。
「設備から情報が取れたら、こんな風なグラフが見えて、こんなことが分かるな〜」
というような感じのイメージです。
しかし、実際に設備の目の前に立った時、
「具体的にどうしたらいいのか?」
を考え始めると、この問いにつまづく方が多いような印象があります。
生産している(設備が稼働している)時間
生産数
などは比較的イメージがしやすいのですが、
問題はそれ以外の"イレギュラーな設備状態"です。
イレギュラー
つまり設備の異常状態というのは設備によって異なります。
例えば、
成型機では材料を流し込む際の詰まり、のような故障(エラー)が
あったとしても、プレス機には基本材料は流し込まないので、
そんな故障はなかったりします。
この設備ではこんな故障があるが、この設備にはこんな故障はない、
という設備を一括りで考えられないことが、私達を惑わせます。
しかし!
ここで重要なことは、
「どんな設備の故障でも必ず設備の8大ロスに分類することができる」
ということです。
逆に言えば、TPMの考え方に乗っ取って分類さえしてしまえば、
TPMの考え方が適用できるようになります。
そうすると、とても扱いやすく分析しやすくなる、ということです。
ここで、こんな図を用意してみました。
これは、解釈がしやすいように、
私なりに8大ロスに名前を振ったものになります。
大枠、中枠、小枠
という3つに分けています。
「これがなんなん?」
となりますが、少し説明させてください!
大枠、というのは8大ロスをさらに3つに分けた指標で、
これが設備におけるロスの最も大きな括りになります。
この3つの指標は、のちに出てくる"設備総合効率"などを
計算するために大事な指標になってきます。
次に中枠、これがいわゆる8大ロスに分類されるもので、
教科書で習うレベルではこれが一番細かい指標になります。
しかし、実際の現場ではもっと細かい内容があります。
1種類の設備だけでも何十種類と設備状態があるのに、
さらにそれが設備ごとで多岐に渡ると把握のしようがありません。
ですが、これが重要なポイントになってきます。
自社設備の小枠のロスを整理、分類することで、
この設備のこの状態が8大ロスでいう"故障ロス"なのか、
"段取り調整ロス"なのか、が見えてきます。
この分類を見える化システムを導入する前段階でやっておくことで、
いざシステムが導入されても、すぐにTPMの概念で稼働率を
計算できるようになります。
確かにこの小枠のロスを整理することは、面倒くさいことではあります。
しかし、これを事前に行うことで、より見えるようになった時に
自分達の設備はTPMでいうとどんなロスが多いのか、
じゃあどんなロスから減らしていけばいいのか?ということが
分かるようになります。
設備稼働見える化に着手しようと思われている方、
まずは是非この小枠のロスを整理するところから
始めてみることをオススメします!
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
2022年も宜しくお願い致します!
P.S.
件名にも書きました特典について、ご案内をさせて頂きます!
本メルマガの内容、設備稼働見える化にちなみまして、
『システムによる設備稼働見える化のメリット』
をまとめた資料をプレゼント致します!
自分ではわかっているが、日本側を説得するときに使いたい
部下に設備稼働見える化の重要性を説く時に使いたい
など、使いどころは様々だとは思いますが、
少しでもお役に立てると嬉しいです!
プレゼントですが、本メルマガに直接返信で、
特典が欲しい旨を私池田宛にご連絡頂くだけでOKです!
P.P.S.
当研究会、実はシステムもやっているんです!笑
当研究会が開発、提供する
【設備稼働見える化システム P'ecS】
カイゼン研究会が手掛ける以上、システム導入だけでは
終わらせません。
導入後の効果を出すための『現場カイゼン』までサポート
できるからこそ、自信を持って本システムをオススメします!
設備稼働見える化に興味がある
設備稼働は見える化されているが、カイゼン活動に紐づいていない
という方がいれば、いつでもお気軽にご相談ください!
wechat(微信)でも配信中!!(中国語版も)
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
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