おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
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本日は自分の前職時代の話を少し交えながら、
設備を扱う工場向けに一本書いてみました。
本日の主題を下で話しますが、是非これをお読みの工場の管理監督者層に聞いてみて下さい。
答えられれば、それは自分の仕事に対してしっかり考えている、ということにもなりますので笑
設備を使うことと設備を運用すること。
この二つの違いが分かりますか?
早速辛口になってしまい大変恐縮ですが…
私はありがたいことに、中国で多くの工場を見せて頂きます。
そして実に多くの現場で生産設備の使われ方において
「違うなー」
と思わさせることが多いです。
「いや、ウチは正しく使っているっ!」
とおっしゃる方もいるかもしれません。
確かにその設備を使用して生産をしているわけですから正しく使ってはいると思います
しかしその設備、時々故障しませんか?
故障したら直している?
確かに設備が故障してしまったら生産できなくなってしまいますから
故障したら直す、というのは当然です。
では一つ質問をさせて下さい。
設備を使うこと(生産すること)と設備を運用すること。
この二つの違いをあなたの現場の設備担当者は答えられますか?
少し昔話になりますが…
私は前職時代、半導体製造装置のフィールドエンジニアをしていました。
フィールドエンジニアとは、簡単に説明すると自社製造の設備をお客様の工場へ据え付けたり、トラブル対応や設備の使い方を教育するなど、アフターケアをするエンジニアです。
そこである日、私は設備の定期メンテナンス(保全)をお客様へ教育をする、という仕事をしている時でした。
ぶっちゃけますと、
「何か地味な仕事だな、面倒くさいな」
と思ってしまいました。
「設備がトラブった時に設備を復帰させる仕事の方がやりがいがあるし、かっこいいし、自分の存在価値が上がる!」
と新人ながら思っていましたので…笑
この事を飲みの場でうっかり先輩にこぼしたところ、こんな事を言われました。
「設備を使う事と運用する事は違う。
定期メンテナンス(保全)も含めて設備を使う、という事が設備を
運用するってこと。
定期メンテナンス(保全)も立派な大事な仕事だ。」
その時、言っている事はわかりましたが正直理解はしていませんでした。
定期メンテナンス(保全)の教育後のある日。
現場で定期メンテナンスをしていた担当の方から呼ばれて設備の方に行ってみると、
「この部分、不具合ではありませんか?」
と指摘をされました。
調べてみると設計ミスであることが判明しました。
今までは何とか破損事故のような重大トラブルにならずに稼働していただけで、いつトラブルが起こっても不思議ではない状況でした。
しかしこの定期メンテナンス(保全)によって重大なトラブルが起こる可能性を未然に防いだのです。
この時、先輩から言われた
「設備を使うことと設備を運用することは違う」
という意味の一旦を初めて少し理解できた気がします。
そうです。
保全をしない設備はただ生産に使っているだけで運用している、とは言えません。
さらに言えば、保全を単純な作業ではなく、
人間で言う健康診断のように異常がないかを含めてちゃんとチェックしないといけません。
生産から保全まで含めて初めて【設備を運用している】と言えるのだと、
あの時「はっ!」と気がついた、そんな瞬間でした。
例え話が下手だったら申し訳ないのですが…笑
例えば自宅で炊飯器を使ってご飯を炊くことを例に出しましょう。
この炊飯器は本当に優秀で、常に美味しいご飯をあなたに炊いてくれます。
ではこの炊飯器、あなたは洗わずに毎日毎日使っていますか?
ご飯粒が残ったままのお釜でまたご飯を炊きますか?
私はちゃんと洗います。
誰だってきっとご飯を炊く前はお釜を綺麗に洗うはずです。
設備もこれと同じではないでしょうか?
「毎日美味しいご飯を炊いてくれて本当にありがとう!」
という気持ちでお釜や蓋を洗い、最後にさっと外側を拭いてやる。
そうやって毎日大事に使っていれば炊飯器もきっとそれに答えて長くあなたに美味しいご飯を炊いてくれるでしょう。
設備だってちゃんと定期メンテナンス(保全)をしてあげれば長くあなたに良品を提供してくれるはずです。
設備の保全は地味
修理する方が断然かっこいい
自分がいなければ修理ができないから自分の存在価値、重要度が上がる。
確かに現場から頼られるのはとても嬉しいものです。
以前私が見た記事にもこんなことが書いてありました。
「仕事はその人を重要人物にしてくれる」
つまり設備担当者にとってトラブル対応は
自分の重要度を上げてくれる重要な仕事。
だけど保全は重要度を上げてくれない重要度の低い仕事。
こういう心理が少なからずあるのだと思います。
私も過去思っていましたし。。。
あなたの工場でも人や経験がありそうな人いませんか?
では保全の仕事の重要度を伝えるにはどうしたら良いのでしょうか?
保全の意味や魅力をどうしたら理解してくれるでしょう?
もし一人一人が
「何故保全を行うのか?」
を理解すれば、自ら進んで保全を行うようになるはずです。
そうすればきっと未然にトラブルを防ぐ保全の仕事にも魅力を感じてくれるはずです。
本日も最後まで読んで頂き…
と、その前に!
締める前にここまで読んで頂いた方にキャンペーンをご案内しますね!
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・運用開始から6ヶ月間、当研究会で設備データを分析してカイゼン
活動へ繋げるためのアドバイスをします
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(どんなハードウェアが必要になるかは設備を見ないとご提案できません)
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このメルマガへの返信で私池田宛に、
「見える化希望」
とご返信頂ければ応募は完了です。
(その際には社名と氏名も合わせてご記載お願いします)
尚期限と条件を設けさせてください。
応募期間
2021年8月31日までのご返信、ご応募
社数
先着2社まで
条件
御見積り前に一度工場を見させて頂きます。
対象となる設備を見ないと、どのように設備からデータを
抽出できるのか、方法をご提案ができないからです。
その際に上海から発生する交通宿泊費のご負担お願い致します。
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それでは改めまして…
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!笑
お問い合わせをお待ちしておりますね〜
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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