おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
11/3(火)〜6(金)までの4日間、上海で開催されるFBCという展示会に、とある企業の方のご厚意で場所を間借りさせて頂き、出展しておりました。
また同時にいくつかの展示会も同時開催されていたためちょっと見て回ったのですが…
自動物流系の展示会何かはかなり壮観でした。
どのブースもロボットアームはAGVなどを取り入れて自動倉庫や自動搬送などをデモしており、見ていて結構楽しい展示会でした。
あとこのコロナの状況もあってか、中国ローカル系が多いような印象でしたね。
さて、前置きはこれくらいにして…
本日も
「トヨタ仕事の基本大全」
からの抜粋内容を元にお届けしますね。
これは「トヨタ仕事の基本大全」という中経出版社が発行している、トヨタの仕事にまつわるエッセンスがたくさん詰まった一冊になっています。
本の詳細はこちらから(日本語版)
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B96719B55
中文版はこちらから(京東のページへ飛びます)
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B96719C75
今回は
P.87 Chapter2 Lecture17
「いつか」を「いつまでに」に変換する
からお届けします。
(朝会でネタになりそうだったら使ってください笑)
本日の内容は長くはなく当然のことだ、と思われるかもしれませんがあえて書かせて頂こうと思います。
さて、題名にもありますがぶっちゃけこういうことよくありませんか?笑
話の流れから
「今後飯でも行きましょう!」
「おっ、いいですね!」
「じゃあまた連絡しますね。」
なーんていう会話。
これ結構魔法の言葉みたいで、言われた方も悪い気はしないのでその場だけの雰囲気は良くなることが多いですが、実際行かなければなんの意味もありません。
言うだけ言って何もしていないことになるので、仮に相手が期待をしていたら失礼にもなりますから…
私も以前はただ良い印象などを残したくて無意識に言っていることも正直ありましたが、実現しないままになることがほとんどでした。
ただいつまでもこれではいかんと思い、これを言うときは必ず翌日など近日中に飯でも食いに行きましょう!と誘う連絡をすることにしています。
それだけ期日を決める、ということは人間関係においても大切なことだと私は思います。
そしてこの期日を決めるということ、本日の題名でもありますが工場、というか仕事だって同じことが言えますよね。
以下内容のトヨタ仕事大全からの抜粋です。
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トヨタでは「時間」を判断基準のひとつにし、次の3つに大きく分けています。
① 今使うもの
② いつか使うもの
③ いつまでたっても使わないもの
①の「今使うもの」とは、まさしく今日や明日に使うもの。
ものづくりの現場であれば、今製造しているものの部品や必要な工具などです。
オフィスであれば、今関わっているプロジェクトの関連資料などになるでしょう。
手元になければすぐに仕事ができなくなり、困るものです。
一つ飛ばして、③「いつまでたっても使わないもの」は簡単ですよね。
即刻処分するのが原則です。
ためらくことなく、捨ててしまいましょう。
ここまではむずかしくはないはずです。
問題は、②「いつか使うもの」です。
私たちの身の回りを見渡すと、「いつか使うもの」であふれています。
「この資料はいつか役立つかもしれない」
「この文房具は、いつか使うだろう」
という思いから、ついついため込んでしまいます。
「いつか使うもの」に対しては、必ず「いつまでに使うか」を問わなければなりません。
つまり期限をもうけるのです。
1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後・・・というように、ものや仕事の種類によって期限を決める必要があります。
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これ、当たり前のことですが意外と自分の身の回りで出来ていないこと多くありませんか?
私も最近だと洋服をこれでばっさり捨てました。
1年以上着ていない服、という判断基準でばっさりいったところ、大分すっきりしましたよ。
ちなみに服はアリババのサービスで持って行って寄付してくれる、というものがあるのでそれでお願いしたら次の日には持って行ってくれました。
便利ですね笑
仕事でもBESTはこまごましたものも含めて全ての仕事に期限をもうけることですが、中々全てに対してできていないことが自分の課題とは思っております…笑
工場でも、オフィスでも、日常生活や人間関係でもそう。
期限を決めるということは全てに通じます。
是非今一度、仕事もそうですが人間関係も含めて
期日を決められているかな?
と振り返ってみると何かカイゼンできることがあるかもしれませんよ。
さて、あの人との飲み会の日取りでも決めようかな笑
本日も最後までお読み頂きありがとうございました!
当研究会は全ての工場で奮闘する方を応援しておりますので、いつでもご相談くださいませ!
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カイゼン課題を発見して期日を決め、それを追いかける進捗管理を実施しながらカイゼン活動を行う。
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
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この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
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当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
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