一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の門脇です。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B31040C6
今回の「カイゼン通信」ですが、上海で寄稿しています。
ちょっとずつ涼しくなってきたな〜と思っている今日この頃、上海ですと7月末にやってくる「酷暑毎日40度超え」が今年はほとんど無く多少すごしやすかったのではないですかね？？？
気がつけば今年も残り、3ヶ月強・・・・・・振り返るのはまだ早いかもしれませんが、どんな一年でしたか？？？？
今週は「ホウ・レン・ソウ」に関してです。
500人以上を卒業させている当研究会主催のカイゼン塾でもこの「ホウ・レン・ソウ」に関して教えています。しかしながら本当の意味でこの「ホウ・レン・ソウ」を理解している人はとても少ないのです。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B31040D96
報告・連絡・相談の頭を取って「報連相」＝「ホウ・レン・ソウ」になっているのは皆さんご存知かと思います。じつはこれ、トヨタ用語ではありません。「シングル段取り、なぜなぜ5回、見える化」などは有名なトヨタ用語ですが、実は「ホウ・レン・ソウ」ってちがうんですよね。
では、だれが作った用語かと言いますと、とある東京の証券会社がバブル前の1980年代前半に社内キャンペーンで社長が名づけたそうです。
では、みなさんこの「ホウ・レン・ソウ」ってどのように日常考えて部下に使わせていますか？？？
このカイゼン通信の読者約１０，０００人いるのですが、そのほとんどが何らかの管理者であり、部下をお持ちの方かと思います。その部下も日本人がいれば、現地の方もおり、様々です。
現場でよく聞かれるのは「うちの部下、ホウ・レン・ソウがまったくわかってない・・・・」であるとか、「報告もないから、こっちが聞かないと何しているかまったくわからないんです。どうやって躾をしたらいいですか？？？」なんて相談をよくうけます。
実はほとんどの管理者の方たちは、この「ホウ・レン・ソウ」は部下を躾するひとつのツールと考えられています。
本来の「ホウ・レン・ソウ」は管理者が「イヤな情報、喜ばしくないデータ」を遠ざけず、問題を積極的にカイゼンしていくことで、末端の社員やパートでも、だれでも容易に「報告・連絡・相談」ができる風通しのいい組織を作るために行うことが目的と定義しています。これは提唱者である証券会社の社長が言われていることです。（証券会社ってところが・・・ですね・・・）
悪い報告は出来るだけ報告せずに隠したがるのが人の性、それをさせないように「風通しのいい組織をつくりましょう〜〜〜〜」と言うのが「ホウ・レン・ソウ」の本来の目的なのです。
「ホウ・レン・ソウ」は部下を躾するひとつのツールではなく、管理者の皆さんがつねにやらなければならない「風通しのいい組織つくり」が目的なのです。
「風通しのいい組織」ってなんぞや〜〜〜？？？どうやってつくったらいいのか？？？なんてお悩みがあればいつでもご相談ください。もちろん無料で２４時間３６５日受け付けております。
また、部下の教育に悩んでいる方、自分が忙しくて教育に時間が割けない方、是非こちら一読してください。
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今週はここまでです。ご意見あったり、感想なんかいただけるととても励みになります〜〜〜！！ご返信まっております！！！
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 門脇圭
＝＝＝＝ この定期カイゼン通信の目的 ＝＝＝＝＝＝＝＝
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式（TPS）
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を！！
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