おはようございます!
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の池田です。
先週末の土曜日の雪、びっくりしましたね。
私は虹橋空港よりの西側に住んでいますが、11:00頃から2,3時間程雪がかなり降っていた気がします。
そして何と言っても寒い…
急激に0℃付近まで気温が下がったので体調には十分お気をつけ下さい!
さて恐縮ではございますが、本日は会社を退職した私の知り合いの話しを少しさせて頂こうと思います。
彼は決してモチベーションが低いわけではなかったのですが、何故か会社を退職してしまいました。
何故彼が辞めてしまったのか、その内容を少しでも共有させて頂き、少しでもあなたの現場のお役に立てれば幸いです。
彼はあるメーカーに勤めていました。
年齢的には若手社員、しかしやる気やモチベーションは他の社員と比較しても決して低い方ではありませんでした。
彼は
「誰も俺が辞めるとは思ってなかっただろうな〜笑」
と言っていました。
社員1.2万人、売り上げ1兆円を超えるメーカーだったそうで、世の中を変える製品を作っていた会社でした。
彼もそんなメーカーに就職できたことを誇りに思っていたようです。
仕事はハードで残業も当たり前にあったようですが、給料や手当もでるし、仕事はハードなものだという概念があったのでそれも許容範囲だったようです。
仕事ができるか、優秀か、という質問にはさすがに恥ずかしがって答えてくれませんでしたが、別に友人から見ても仕事ができないタイプには見えませんでした。
しかし時間が経つにつれ、彼の顔から笑顔が徐々に薄れていくのが分かりました。
理由を聞こうにも、彼は友人に仕事や会社の愚痴を言っても何も現状は変わらない、と思うタイプだったようで当時は友人でも教えてもらえませんでした
そして月日が経ち、ついに彼は会社を辞めました。
友人としても彼が会社を辞めるとは思っていなかったので、会社の上司や同僚もまさかと思ったことでしょう。
もう退職をしたからということで彼は自分が辞めた背景や理由などについて少しずつ話してくれました。
ここからは彼に登場してもらい少し話してもらいましょう。
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俺は確かに若手だったけど、自分で思うところはある。
というか若手とか上司とか年齢関係なく自分の仕事に対して思うことは絶対にあると思う。
俺は自分のことを特別優秀だと思ったことはないけど、やる気、モチベーションなら優秀な奴や先輩には負けない自信があった。
むしろ人よりも優秀ではないと思っていたからこそ、やる気、モチベーションでその足りない部分をカバーしているつもりだった。
でも正直モチベーションとかを維持していくのは個人だけでは無理だってことが分かった。
こういう部分は会社として、上司として、俺は手を貸して欲しかったと思う。
今だから色々ぶっちゃけるけど、俺の直属の上司に尊敬できるような人はいなかった。
同じ部署には俺の直属じゃないのに仲が良くて憧れの上司とか何人かいたけど、俺は結局その人達とは一度も一緒に仕事したことがない。
多分上の人も俺のことそんなに見てなかったから仲が良い人がいるとか知らなかったんだと思う。
だってあの上の人とか仕事中でもほとんど会話してこないし、俺が話しかけても会話続ける気ないし…
その代わり年に数回の飲み会の時だけいきなり演劇やれとか無茶なことを言ってきてさ、あれはコミュニケーションとは言わない。
お酒がないと部下と会話できないってちょっと酷いと思う。
仕事してる間に顔合わせる機会何度もあるんだから少しくらい話しかけてきてもいいよな。
それに俺にはやりたい仕事があってそれを上の人には結構アピールしてたつもりだったんだけど、結局将来自分のやりたい仕事ができるのかよくわからない仕事の采配をされてさ。
そういう出来事が色々あって段々モチベーションが下がっていったんだよね。
それで最後に上の人に会社を辞めようと思うって話を切り出した時に
「お前がそんな仕事をしたかったなんて知らなかった」
って上の人から言われてさ。
それで会社辞めようって決めたわ。
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これらは彼が言っていたことのほんの一部です。
他にもまだまだあるのですが、結構色々あったようです…
彼に最後に
「もし今言ったようなことがなかったら会社辞めなかった?」
と聞きました。
すると彼は
「辞めるわけない、だって辞める理由がないもん」
と答えました。
中国での従業員モチベーションに対する対策
「中国と日本は違う」
この言葉は中国でも良く耳にします。
仕事柄良く色々な工場にお邪魔させて頂き中国で奮闘している日本人管理者の方とお話しをする機会があります。
そこで良く聞くのが
「中国では日本と違って給料が良ければその企業にみんな優秀な人材が流れて行くからな〜」
という内容。
私自身もお話しさせて頂く方々が同じようなことを仰るのでそうなのだと思い込んでいました。
しかしそれは大きな間違いでした。
実は上海で『際研(上海)企業管理諮詢有限公司』という企業の方がモチベーションに関するアンケートを実施しました。
この企業は在中国日系企業11年間、217社、331,391人の実績を誇り、診断データ217社の内の大半が工場のある製造業です。
この企業の実施したアンケート
『従業員の内発的働きがい(モチベーション)に相関のある23項目の内の順位』
によると、
12位:休暇、労働時間
13位:給与
14位:福利厚生
となっておりました。
「あれ、給料の順位低くない?」
と思われたあなた!!
このセミナーで他にもあなたの中国での常識が覆る様々な新しい真実を知ることができると思います。
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2019年あなたの会社のスタッフがモチベーション高く
チームでカイゼンするための特別公開セミナー
日時:12月21日金曜日 13:30〜16:30(予定) 13:00〜開場・受付開始
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席数:限定50席のみ(広さに限界があるため満席になり次第キャンセル待ちとなります)
嬉しいことに残り僅かとなっております!
※多くの企業が参加できるよう1社最大3名までとさせていただきます。
言語:日本語のみ
費用:500元/人 →
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講師:
1.際研(上海)企業管理咨询有限公司 副総経理 石村 和義 氏
講演テーマ:在中国日系企業におけるワークモチベーションの実態
〜過去11年217社からの考察〜
2.一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 現場カイゼン診断士 鳥枝将光
講演テーマ:あなたの部下がチームで正しいカイゼンを実行する方法
講演者紹介:
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【お申し込み方法について】
お申し込み希望の方は
メールによるお申し込みが可能です。
・ご参加予定人数
・御氏名(参加人数分)
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・お電話番号(セミナー当日連絡のつく番号:代表1名のみで構いません)
上記をご記入いただき、件名にセミナー参加希望と記載し
marketing@a-solsh.com
へ今すぐご連絡ください。
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先ほど話した友人もそうですが、モチベーションというのは仕事をする上で超重要な要素です。
つまりモチベーションを向上、維持させるような仕組みや方法というのは中国、日本問わず必須項目です。
日本国内におけるこのようなアンケートやモチベーションアップ方法などはそれこそたくさんあります。
しかし中国における日本人管理者向けのこのような内容はまだまだ多くはありません。
今日本では働き方改革などと叫ばれていますが、成長の早い中国だからこそ働き方という部分に早くフォーカスしていくことが生き残りのためのキーポイントです。
年末が迫る中、仕事もお忙しいとは思いますが、その時間を削ってご参加頂く価値は十分にあるセミナーです。
あなたのお申し込みをお待ちしております!
今週も最後まで読んで頂きありがとうございました。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
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