おはようございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝将光です。
(私のプロフィールは
こちら)
日に日に目にする記事数が増えてきているIoT関連の情報。
・モノのインターネットとはよく聞くけどモノってどこからどこまでがモノなの…??
・情報は増えつつも、なんとなく自分からは遠い世界の話のような…
・製造業でもロボットがネットとつながるとかって話は聞くけど…ウチは予定ないし…
などなど、よく耳にすることが多い割には
「なるほど…わからん!」
といった状況になりがちです。(あなたはどうですか?)
そこで、今回のメールでは
1.そもそもIoTとはなにか?(IoTの定義と範囲)
2.4つのフェーズでIoTを理解する
を私流にわかりやすく解説したいと思います。
なぜこんな内容を書こうかと思ったかと言うと…おかげさまで最近IoT関連の問い合わせ、相談や話題に上がることが増えてきたからなのです。
それでは早速、いってみましょう!
今さら人に聞けないIoT基本のキ 〜その1〜
1.そもそもIoTとはなにか?(IoTの定義と範囲)
IoT=モノのインターネットとはよく言うものの、モノっていったいどこまでを指すの??といった疑問はよく耳にします。
そもそも、モノをどう捉えるかでそれぞれイメージが異なります。
一例を挙げれば下記のような感じです。
コンビニ、スーパーを思い浮かべれば…AmazonGo,アリババに代表される無人スーパー
衣料品店を浮かべれば…値札についている電子タグ(RFIDなど)
自動車を思い浮かべれば…コネクテッドカー、自動運転車
家電製品を思い浮かべれば…スマート家電、スマート電球
製造業の方からすれば…ネットワークに繋がったロボット、設備やセンサーの情報発信 などなど
身近なIoTと聞いて何を思い浮かべますか?と質問した場合、上記のように人ごとにイメージするものが異なります。
これこそが、IoTってナニ?って聞いても、いまいち明確な回答が出てこない理由です。
IoTにおける"モノ"には世の中のありとあらゆるモノという意味が込められているからこそ、範囲が広すぎて人や業界、業種ごとに思い浮かべるものが違います。
誤解を恐れずに言えば、先ほど例示したもの全てがIoTの範疇に入ります(広義か狭義は置いておいて)。
なので、IoTの範囲とはありとあらゆるモノがネットワークにつながること、であり
イマイチ理解できた気がしないのは、人や業界、業種ごとに思い浮かべるものが違うためと言えますね。
なので、極端な話…
写真:小田急電鉄 新宿駅西口地下改札内トイレに設置された空き
状況表示
上記のようなIoT × トイレ なんてこともあり得るわけです。
2.4段階のフェーズでIoTを理解する
先ほどの説明でIoTの基本的な部分を定義しましたが、まだ続きがあります。
それは、IoTでネットワークに繋がった後はどうするの??という疑問です。
実のところ、ネット記事レベルではあまりここを切り分けて説明されているケースが少ないため読む人を混乱させてしまっています。
私は特に製造業向けにIoTを理解しやすくするために以下の4つにフェーズを切り分けてみました。
フェーズ1:集める
フェーズ2:ためる
フェーズ3:分析する
フェーズ4:フィードバックする
これがモノがインターネットに繋がった、その後にどうなるか?
どうするか?を理解するための基本です。
簡単に各フェーズを説明しますね。
フェーズ1:集める
これは既に理解されていると思いますが、設備の各種センサー、画像、PLCの信号などのデータを送信可能な情報にし、情報を収集するということになります。
ネットなどでよく目にする記事も大抵フェーズ1の話が多いですよね。
フェーズ2:ためる
フェーズ1で収集された情報を蓄積します。
ネット記事では「クラウドで〜〜」なんてよく書かれていますが極端な話、収集されたデータがためられていれば社内サーバーでも、クラウドでもなんでもいいわけです。
ポイントとしては情報を収集しっぱなし、送信しっぱなしではなく、得られた情報を蓄積し、経時変化なども含めてその後分析できるようにしておきます。
フェーズ3:分析する
実は、ここからはフェーズ3.0と3.5と少し分かれます。
フェーズ3.0:人の手による分析
フェーズ3.5:AIによる分析
ディープラーニングという技術が確立できたことでAI開発と運用が一般向けニュースでも見かけられるようになりました、いずれはこの作業も人の手に頼る必要は無くなるかもしれません。
とはいえ、まだまだ当分はあなたのような知識と経験を持った人の存在が必要になります。
フェーズ4:フィードバックする
フェーズ4.0:分析結果を元に人が判断、次の行動や対策に移す。
フェーズ4.5:分析結果を元にAIが判断、設備のセンサーデータなどのフィードバックを見ながら、作動、制御の実行またはそれら作業のアシストも担当。
これらが、私なりに製造業のためのIoTとして解釈した内容になります。
今後、新聞やネットでIoT関連の記事を見ても…
「お、これはフェーズ2の話をしているのかな?」
「ついに製造向けAIが出てきたか…いよいよフェーズ3.5も現実味が増してきたな…」
といったように、あなた自身がたくさんの情報を目にしても混乱せず、情報を分類・整理して思考するための一助となれば嬉しい限りです。
(私の我流の考え方なので批判、ご意見大歓迎です。あなたの話をもっと聞かせてください)
今回は〜その1〜として作成しましたが、今後人気があるようであれば…
その2、その3と少しずつ書いていきたいと思います。
なのでこのシリーズが続くかは…あなた(の感想)次第です。
あぁ…結局、話が長くなってしまいました…。
どうしても文章にすると長くなってしまいますね。
やはり、直接会って伝えられる情報量に比べると限りが出てしまいます。
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当研究会の技術部門スタッフと現場カイゼン診断士がIoTの基本から説明し、日頃の疑問にも回答いたします。
やっぱり直接お会いしてコミュニケーションを取るのとメールベースでのやりとりでは情報量が全く違いますよね。
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 鳥枝 将光
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3月27日から2018年最初のカイゼン塾【実務者編】第17期がスタートします。
まさか、17期も続く人気講座になるとは私自身、びっくりです。
その上、常にバージョン3.0にアップデートされ講義内容がさらに増えています。
詳細は以下をご覧ください。
カイゼン塾総合案内(日文)
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==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
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