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    おはようございます。
    一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝将光です。
    プロフィールはこちら

    

ジメジメとした日々が続きますね。



    私は毎週末の洗濯物の乾燥ができず、困り果てています…。



    さて、今週の「Weekly 現場カイゼンブログ」をお届けいたします。



    これは、「トヨタ 仕事の基本大全」という中経出版社が発行している本の中から、生産現場、
物流の現場でお仕事されている方々にお役に立てる情報を、毎週1回当研究会の研究員から配
信するものです。

    

「トヨタ 仕事の基本大全」という本の詳細はこちらです。
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137F8408B55

    

今週はCHAPTER_5 LECTURE67の"「説得」ではなく「納得」させる"です。

    



先日、華南エリアのとある工場へ現場カイゼン指導のために訪問していた時の話です。

    



カイゼングループのメンバーと話合いをしながら、ふと、

「現場での着帽が徹底されていない」という問題が話題になりました。

以下はその時の話し合いの内容です。

    

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



    「どうして、作業員の皆さんは着帽しないのでしょうか?」

と聞いてみると、



「華南は暑いからみんな帽子を着けたがらないのだ。



    今まで何度も伝えているがルールを守らない」



とカイゼンリーダーが自分の考えを素直に伝えてくれました。

    



少し間を置いて、私は

「それは違うと思う」と伝えました。

    



「この現場で作業員がルールを守らない本当の原因は2つあると思う。

それは…」


    
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



    作業員が現場のルールを守らない(またはリーダーが守らせられない)という

悩みは誰もが持っています。

    

(これまで幾度となく相談を受けた悩みのひとつです)



あなたは普段どのように部下にアドバイスしていますか?



トヨタの仕事大全ではこのように書かれています。


    
----------------------------

    

リーダーの采配によって、部下は気持ちよく働けるかどうかが決まるのです。

    

しかし、現実には権力や権威をかさに着て一方的に指示を出すことが仕事だと思っている

リーダーが少なくありません。

それでは、部下はやらされ感を覚えます。

    

上司の言うとおりに動くので短期的にはメリットが大きいように感じますが、部下の自主

性を重んじないと、結局は元に戻ってしまします。



    特に仕事ができる人は、結果にこだわるがゆえに、相手を説得しがちです。

    

(中略)

だから「相手が納得する」まで言う。


    
「なぜこんなことをしないといけないのか」と疑問を呈する作業員がいたら、根気よく説

明し、納得してもらう。



    (中略)

「部下やチームが自分の思うように動いてくれない」といった不満をもっているなら、あ

なたが理解・納得させる努力が足りないのかもしれません。

    何度も根気強く伝えることが

大切です。


    ----------------------------

    



さて、冒頭に話した現場では「ルールを守らない本当の原因は2つある」と伝えました。

その時私は以下のような話をしました。



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



    この現場で作業員さんがルールを守らない本当の原因は2つあります。

    

一つ目は、現場のリーダーであるみなさん自身がルールを守っていないことです。



    部下にルールを守らせたいならまずは自分を律する必要があります。





    みなさんは本当に100%現場で着帽を徹底していますか?

指定エリア外での喫煙などルールを無視した行動を取っていませんか?

    

(残念ながら、この現場では管理監督者自身がルールを守れていませんでした。こんな当

たり前のこと…と思うかもしれませんが、どの現場でも起こり得ることです。

    

仮に今はルールの徹底ができている現場でも社内の雰囲気がルーズになっているように感

じたら改めてここをチェックして回ってみてください)



上司がルールを守っているか守っていないかは部下がよく見ています。

    

そんな状態でルールを守れ!と言っても誰もついてきてくれませんよね。





    そして、2つ目は部下が納得するルールを守るべき理由をリーダーが伝えられていない

ことです。

    



安全のためだから、これはルールだから、といった理由だけでは人は納得する人と

しない人が分かれてしまいます。

    



そして、ほとんどの人はルールを守らない方を選ぶでしょう。

    



そのためにはまずはリーダー自身が「なぜ着帽しなければならないのか?」と部下を納得

させられる理由を考えて伝えられなければなりません。



みなさん、なぜ工場内では着帽しなければならないのか答えられますか?


    


(ズバリの回答が出ずに沈黙が続く…)



それでは、答えましょう。

    



私が着帽しない(ルールを守らない)部下を持っていたとしたら以下のように伝えます。

    



まず、手元の帽子についているタグを見てください。

    

"難燃"または"ポリエステル65%、綿35%"なんて記載されていませんか?



火事が発生した時に人体で真っ先に燃えやすいのはどこでしょうか?



頭髪ですよね?一般的に工場用の帽子には難燃素材が採用されています。

    

あなた自身を守るために帽子を着用する必要があるのです。

    



それ以外にも帽子を付ける、付けないだけでも、怪我をした場合の程度に差が出ます。

    



私は学生時代バイクに乗っていましたが、恥ずかしいことに何度かコケて怪我をしたこと

があります。

    



長ズボンを穿いていてコケたこともありますし、半ズボンを穿いていてコケたことも

あります。





    どちらの方の怪我がひどかったかは想像するまでもありませんね。

    



工場を見渡してみてください。

    配電盤の角、設備の角、棚の角、とても鋭い角がいっぱい

あるでしょう?

設備の近くでしゃがんでいて、ふとした時に頭をぶつけたとしましょう。


    
帽子を着けているか頭皮が直接ぶつかるか?想像しただけでも差があると思いませんか?



さらに帽子にはつばが付いていますよね?つばの本来の機能は太陽の日差しを軽減する

ことにありますが、工場用の帽子は野球帽などに比べ、つばが短く設計されています。

    



なぜでしょうか?



工場の帽子におけるつばは頭をぶつけそうになった時の予防のためという側面もあります。

    

つばが頭より前面にあることで、つばが物に触れた場合、頭をぶつける前に察知すること

ができるのです。

    

さらに女性など頭髪の長い方が旋盤などの回転体の近くにいたとしたら…

(と、ひたすら相手が納得するまで例を挙げていく)

    

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



    日本的な考え方でいくと、着帽や衣服を正しく着用することには集団意識の形成という

面もありますよね。

    



地震や災害に常に全国民がさらされ続けていた歴史を持つ日本では

集団で動き、協調し、助け合うなんて考え方が理解されやすいのは事実です。





    しかし、育った環境も考えも違う人に対してそれだけの説明では納得しないでしょう。





    リーダーとして自分自身を律する。


    
ルールを守らせたい相手が納得するまで、徹底的に理論武装して伝える。



    

これらをやってすらいないのに、

ルールを守らないと嘆いているリーダーの多いこと…。


    


身の回りのことに"なぜ?"を繰り返し、

「説得」ではなく「納得」させなければ相手は動いてくれません。

    



基本的なことですが、

改めてあなたの現場のリーダーは相手を納得させられているだろうか?

    

と見回してみてください。





    問題を人のせいにせず、

本当に解決したいと願い、行動してみれば、

意外と知恵は出てくるものです。

    



身の回りのことに関心を持つ姿勢を忘れず、



"なぜ?""なぜ?"



と考えてみれば、道は開けるのではないでしょうか?



あなたの現場がもっと良くなることを応援しています。

    PS.
    

実は6年前から進めていたトヨタ生産方式に関する書籍の中国での出版がついに

実りそうです。

    

異国での出版がここまで時間を要し、大変な作業だったとは。。。


    
日本でベストセラーになっているトヨタ生産方式の書籍、中国語版が夏には

中国にて発売開始予定です。
    (上海交通大学出版社から出版されます!)

    

発売日が決まったら、またお知らせしますね。
    

(なにかイベントや出版記念プレゼントができないかと考えています。)





    PPS.
    6月開始のカイゼン塾は明日よりスタートいたします。

    6月クラスではどのような参加者に会えるのかワクワクしているところです。

    既にお申し込みいただいた会社の上司の方は参加後、部下へ第1回の感想を聞いてみて

    ください、さらに宿題を与える予定ですので現場でのサポートをよろしくお願いします。

    部下の学習の様子が気になる方も、無料参観日の用意がございますのでご連絡くださいね。

    今週開始のクラスにもまだ少しだけ空きがあります。

    最後の滑り込み入学をご希望の方がもしいたら…下記をご覧下さい。

    TPSを基礎から固める現場カイゼン塾【実務者編】の詳細は
    ↓↓↓
    詳細はコチラ

    
TPMを学び設備を故障したら修理する、から故障を予防し保全する
    担当者育成を行う現場カイゼン塾【設備保全・管理者編】の詳細は
    
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
    現場カイゼン診断士 鳥枝 将光

    ==== この定期カイゼン通信の目的 ========
    この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。

    コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。

    当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ い。

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    当研究会の理念は「感謝」です。
    当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
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