2019年から発行される「特恵関税」廃止…広がる懸念
日本はこのほど「特恵関税」制度の変更を発表した。これにより、中国は「特恵関税」待遇を取り消される。決定は2019年度から発効する。国際商報が伝えた。
統計によると、日本が2015年度に特恵税率を適用した輸入商品の60%を中国製が占める。
・日中貿易は加工貿易の占める割合が大きく、日本企業が中国で加工した製品の40%が日本へ売り戻される。
・一部、在中企業の加工品は90%以上が日本に売り戻されており、大打撃を懸念。
・中国を含むメキシコ、ブラジル、タイ、マレーシアも特恵関税の対象外
同記事内で"「いかなる制限的措置も両国経済の長期的発展にとってマイナスだ」と張氏は指摘した。"と伝えている。
先週にはアメリカでトランプ新政権が誕生し、メキシコ、中国、日本を名指しした関税制度の見直しを繰り返し示唆しており、国家間のモノの流れへの影響が懸念されている。
このような"半鎖国化"とも呼べるような政策の変化は他国でも同様の政策を促す可能性があり、その他各国の動向も見逃せない。
中国14年目を迎える現場カイゼン研究会の現場カイゼン診断士、鳥枝将光はこのように語る。
中国で孤軍奮闘する製造業への影響を心配
「2012年の対日デモ以降、日本国内での中国に対する否定的なニュースがあからさまに増えた。現地で孤軍奮闘する、総経理、経営層のみなさんをサポートする立場として私が心配しているのは日本本社から中国現地法人へのマイナスイメージが加速しないか?ということです。どんなニュースが日本で流れようとも常に好調な現地日系企業もたくさんありますし、巻き返しへ向けてカイゼンをより強化する企業も
少なくありません。一方で中国現地法人への投資などには難色を示す本社役員の方も存在するのではないでしょうか?」
鳥枝は続けて語る。
在中日系企業で設備の突発故障などに不安を抱える総経理が後を絶たない。
「かなり早い段階から中国へ進出した一部日系企業を除けば、大部分が中国へ進出して10年前後になる時期に差し掛かりました。当時導入した設備もそろそろ故障修理など心配な時期に差し掛かっていると思います。それ以外の在中日系企業でも同じような設備への心配を抱えている企業は少なくないようです。」
設備故障への心配を抱える一方、新しい取り組みに動き出す企業も続々
2016年12月末に行われた鳥枝独自の調査によると、華南エリアでヒアリングした企業のうち、約50%の企業は現行設備に対する故障の不安を話していたという。また、設備保全体制の強化、生産性のさらなる工場を目的とした保全の専門部署や担当(PM)の設置を進めている工場も少ないないとのこと。
2017年のキーワードは"設備保全"
中国全土で現場のカイゼンをサポートする生産、物流現場カイゼン研究会では3月2日にトヨタ自動車OBを招いたセミナーを予定している。
そこでは設備保全管理者の育成や設備から自動的に稼働率集計を取る方法についての講演が予定されている。
1月31日までの申込者は参加費500元→100元。限定50席
セミナーを主催する現場カイゼン研究会からは「このセミナーに参加することで…いつも設備が壊れたという事後報告と対応に追われて生産性が上がらずイライラしていた状態からどうやって抜け出し、設備保全の管理者を育成すれば良いのかがわかるようになります。」
とのコメントがあった。
お知り合いの方にも是非、この情報を転送いただき、一緒に参加いただきたい。
参加方法や詳細については以下を参照してもらいたい。
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設備保全管理者育成セミナー
日時:3月2日 13:30〜17:00(予定)
場所:古北皆喜交流中心(上海市古北南路1838号创新园区3号楼4F)
席数:限定50席のみ。
言語:日本語のみ(自社の通訳を帯同することは可能です)
費用:500元/人 → 100元/人
※1月31日までにお申し込みの方のみへのお年玉特別割引!!
講師:
1.カイゼニスト 平栗公雄(トヨタ自動車OB)
講演テーマ:これからの中国で設備故障を予防し生産性をあげるための方法
講演者紹介:
https://a.k3r.jp/a_sol/1861E7450D7
2.システムカイゼニスト 小野泰介(現場カイゼン研究会 技術部 部長)
講演テーマ:現場カイゼンをするための工場IoT講座(設備稼働率の収集法)
講演者紹介:
https://a.k3r.jp/a_sol/1861E7450B83
3.現場カイゼン診断士 鳥枝将光(現場カイゼン研究会)
講演テーマ:これから、たった3ヶ月であなたの部下が自ら設備保全を推進する方法
講演者紹介:
https://a.k3r.jp/a_sol/1861E7450B
※セミナー/講演タイトルは若干変更する可能性がございます。
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【お申し込み方法について】
お申し込み希望の方は下記2つの方法より申し込みが可能です。
①オンライン登録ページより申し込む
下記のURLより参加希望者の情報をご入力ください。
↓↓↓
オンライン登録ページはこちら
※オンラインページでは1名ずつのお申し込みとなります。(同時に複数名の登録ができません)登録完了後、自動的に申し込み完了メールが配信されます。尚ネット環境により登録画面に接続しにくい場合がございます。その際はお手数ですがメールにてお申し込みをお願い致します。
②メールによるお申し込み
・ご参加予定人数
・御氏名(参加人数分)
・御社名
上記をご記入いただき、
torieda@a-solgp.comへご連絡ください。
※メール申し込みの場合、無事に登録完了できたかどうかの返信は春節明けの2月6日以降となります。
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PS.忘れないでください、席数は限定50席です。こんなお年玉付きのセミナーの申し込み有効期限は1月31日までです。
1社最大3名までの参加となるため、大きく見れば16社程しか参加することのできない貴重なセミナーです。
オンラインで登録できるので今のウチにどうぞ。(日本に戻っている方も是非)
↓↓↓
お年玉付きのセミナーに今すぐ申し込む
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 鳥枝 将光
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861E6497C
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ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
日本からは+86-21-6440-1765 /86-21-6432-5544
受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当:池田 日本語、中国語両方OKです!!
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