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半撤退、半清算って？？？？？

おはようございます。
カイゼン研究会(a-Sol上海)　門脇です。
会社ブログはこちら
https://kaizenlab-china.blog.jp/


今週はちょっとした最近のトレンドをお届けしますね。飲み会のネタにでも使ってもらえればと思います。

実に景気がわるいですね・・・・・
いい話しが全然ないですね。私だけなのかな。。。ｗｗ

当研究会のパートナでもある王弁護士先生と最近、よく呑むのですが・・・・・・


門脇「最近忙しいですか？？？？」

王先生「めちゃくちゃ忙しいのよ！！！！！」

門脇「はぁ？？なんで？？？先生のご担当って日系企業ばっかりでしょ？？？」

王先生「それがね・・・・・撤退と清算の相談が去年、一昨年から3倍から5倍に増えていてね・・・・・・」

門脇「あんまりいい仕事じゃないよね・・・・」


王先生「そうなのよ・・・でも本社指示だからやるしか無いって感じでね。現場の総経理や責任者の日本人の担当者はかわいそうでさ。なんだかやるせないのよね。」


門脇「まぁ本人たちにしてみたらくやしいだろうし、自分の責任じゃねーし！って思ってんじゃないの？？」


王先生「まぁ～そうなんだけど。従業員との労働契約解除、経済補償金の計算、許認可の抹消とかいろいろやらないといけないんだけど。これは法定通り進めていけばいいので、問題はないんだけどね。一個どうしても解決できないことが、多くの会社に共通していることがあるのよね」


門脇「え？なんですの？？」


王先生「撤退、清算って工場であれば操業と止める、商社などであれば受注を止める、つまりは売上をゼロにするってことなんだけど、これが一番むずかしいのよ」

門脇「え？？なんでなんで？？？」


王先生「購入してくれているお客さんに撤退するので来月から注文入りません！！！ってすぐには言えないし、お客さんもそんなの同意できないでしょ。代替え先をさがすのも時間かかるし、国外のグループ会社に振ったとしてもコストは上がるしね。」


門脇「そりゃそうだわね・・・・・」


王先生「そこっていわゆる残務処理になるんだけど、これが長引いちゃって撤退、清算までめちゃくちゃ時間かかっちゃうわけで。まぁその分僕達のFeeがあがるんだけどねｗｗｗ」

門脇「鬼か！！！！」


王先生「まぁでもこの残務処理がすんなりできれば、手続きも早く終わってスッキリして、再スタートかけられるんだろうけど、なかなかね。僕らへの費用も安くなるしさ。でもね～僕達もここは手が出せないのでひたすら待ってるだけなのよ」

門脇「残務処理を代行してくれる会社がありゃいいのか・・・・」

王先生「門脇社長・・・・・やってくんない？？？？」

門脇「はぁ？？？まじか？？？？！！！！」

長々と書いてしまいましたが、こんなやり取りをしておりまして、撤退清算の際に発生する残務処理を代行するサービスを開始しました。これは何かというと


月数回程度しかない注文を御社に代わって受発注して納品します
事務所構えて、Staff雇ってまで残す業務量じゃないが、少量少額の注文が年に何回かくるものを、御社に変わって受発注します。
もちろん発票の発行も御社名で代理発行します
銀行口座の管理も毎月報告致します
日本への送金も実施いたします


端的にいうと、人を残して、事務所家賃払って業務して利益が出ない業務を御社に変わって代行しますよってサービスです。


これであれば、会社という枠は残しつつも人員整理を行い、駐在員を戻して経費をゼロにしながら、お客さんに迷惑をかけずに撤退できるってことになります。


一度会社を完全に清算してしまうと、次に出てくることは極めて難しいと言われています。また、いままで付き合いのあるお客さんに迷惑をかけずに済みますしね。


王先生には怒られちゃうのですが、完全撤退、清算に比較して費用的にも安く済みます。


この「半撤退、半清算」にちょっとでも興味がある方は、一度このMailに返信してください。私と、パートナである王先生とで御社のお悩みをヒアリングさせていただきますね


王穏（パートナ弁護士）
東京大学法学部卒業（法学士）
一橋大学大学院修士課程修了 （民法修士）
1995年 中国弁護士資格試験合格
2000年　弁護士執務
現在　上海開澤法律事務所　パートナ弁護士
専門： 外商投資(再編、M&A、清算・撤退等) 、行政許認可、債権回収、
　　　 知財・商標関連、人事労務、契約法、日常経営管理全般。


今日はここまでです。ではまた次回！！！！


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